富士フイルムXシリーズのフラッグシップがついにモデルチェンジ
「X-Pro2」の登場です
外観は「X-PRO1」からほとんど変更ありませんが中身は全く別物といっていいくらいの進化です。
センサーは従来の1,600万画素「X-Trans CMOSセンサー」から2430万画素新開発APS-Cセンサー「X-Trans CMOS III」へ、画像処理エンジンは新開発の「X-Processor Pro」へとカメラの心臓部を一新。以前の「X-Trans CMOSセンサー」も独自のカラー画素配列でローパスフィルターレスとし、フルサイズに匹敵する解像度を誇っていましたが画素を大幅アップすることによってさらに諧調性、立体感が増した高精細な画質となっています。
X-PRO1の特徴でもあった「ハイブリッドビューファインダー」は「アドバンストハイブリッドビューファインダー」へと進化。
「X100T」同様に光学ファインダーでありながらEVF小窓をファインダー内に表示する「エレクトリックレンジファインダー」の使用が可能。
クラシックカメラのようなダイヤル操作も健在でシャッタースピード・露出補正に加え、ISO感度ダイヤルもシャッタースピードダイヤルと一体化して装備されました。これはダイヤルのガワを引っ張り上げて小窓の表示に合わせるという懐かしさ溢れる操作になります。
測距点を従来モデルの49点から77点(最大273点)まで拡大。
全画面の約40%を高速・高精度な像面位相差エリアとすることで、動体撮影時の合焦率が飛躍的に向上しています。
そのフォーカスエリアを瞬時に変更できる「フォーカスレバー」が搭載されたので直感的な操作が可能になり測距点をくまなく使えます。
SDカードを2枚挿入できるデュアルカードスロットが採用されたのもうれしい変更点です。RAW・JPEGファイルの振分け保存やカードからカードへのバックアップなど目的にあわせた運用が出来ます。
フィルムメーカーの作る本物のフィルムシミュレーションに「ACROS」が新規搭載されました。
一般的な白黒モードとは一線を画する滑らかな階調、引き締まった黒、美しい質感再現。。。自力で画像加工ソフトを駆使してもなかなかこうは仕上がりません。
普段見慣れた風景も「ACROS」で撮れば雰囲気たっぷりの仕上がりになるのでRAW撮りかフィルムシミュレーションブラケットで「ACROS」は押えておきたいおきたいところです。
プリントにこだわる富士フィルムらしく「グレイン・エフェクト」も搭載。これは写真均一に粒状感を加えるものですがデータとしての鑑賞はもちろん、やはりプリントをしてその質感を楽しんでいただきたい機能です。
X-PRO1と比較すると画質・操作性・処理速度など大幅に改善されておりストレスなく撮影に集中することができ、可能であればもっと使い込んでみたかったですね。デジタルカメラとしての新しさと普遍的なカメラとして変わらないところがうまく共存したフラッグシップらしいカメラだと感じました。