マイクロフォーサズユーザー必見!!
KOWA PROMINAR レンズレビュー第2弾。
今回は PROMINAR 12mm F1.8 MFT を使って撮影してきました。
PROMINAR 12mm F1.8 MFT は2015年2月発売でこちらも1年ちょっと経過しております。
PROMINARレンズでは中間距離にあたりますが、8.5mm程ではないにしろ、35mm換算で24mmの広角で開放がF1.8と明るいレンズです。
PROMINAR 8.5mm F2.8 MFT は広すぎて使いづらいと思う方にはこちらをお勧めします。また暗い場所でも力を発揮するレンズですね。
前回のレビュー時にもお話ししましたが、本当にレンズ設計にとことんこだわっています。
PROMINARレンズはすべてアルミニウム金属を使用しており、通常のレンズにはない重量感と手触りがあります。
やはり削り出しのボディーは非常に高級感が漂い、憧れですよね。
ディストーション値は8.5mmには及ばないものの焦点距離が若干長い分、視覚的な差はほとんどなく、こちらのレンズも広角レンズ特有の周辺部等の歪み等は全く感じられません。
8.5mm同様にXD(低分散)ガラス、非球面レンズを採用し、独自のコーディングや徹底した内面反射防止処理も施していますので、収差などによる画像の低下を防ぎ、高解像度が期待できます。
また、最短撮影距離が0.2mと近距離撮影が可能で、解放もF1.8であり、広角レンズながら非常に被写界深度の浅い撮影も可能です。
というわけで、早速撮影してきました写真を何枚かご覧ください。
広角ですが、24mmなので余計な部分が入りすぎず、気を使わずに撮影できました。
使いやすさでいえば8.5mmよりもこちらの方が正直使いやすいですかね…
フレアやゴーストも限りなく抑えられており、解像度を落とすことなく、シャープな表現が可能です。
広角マクロレンズ的な扱いも可能。最短撮影距離0.2mを生かしての接写は迫力大ですね。
また、ピントの合う位置が非常に浅いです。背景ボケもやわらかくきれいですね。
ガラス越しで手持ち撮影。解放F1.8なので、暗部での撮影に持ってこいのレンズです。
広角レンズに加え、スナップ撮影にも適したレンズなので、使いやすさを求める方、また画質にこだわられる方は是非一度使って頂きたいです。