OM-Dシリーズの中核をなすOM-D E-M5 MarkIIのご紹介です。
初代OM-Dシリーズ E-M5の後継にあたるカメラになりますが、各部ブラッシュアップが盛り込まれています。
フィルム世代往年の名機、OM-2と並べてみました。
クラシックな一眼レフ風スタイルは先代と変わらず、ボディやダイヤルの質感は非常に高くOM-2と比べても違和感がありません。
先代モデルから操作系の見直しや、新たに採用されたバリアングルモニターが最新式のデジタルカメラだなとあらためて認識させてくれます。
細かい部分ですがグリップ部もよりホールディングしやすい形状になっており、細部まで配慮されているところに好感が持てます。
目玉機能の一つである5軸手ブレ補正の効果は5.0段分。
上位機種E-M1の4.0段分に比べて1段向上しています。
このあたりが技術を出し惜しみしないオリンパスさんのポリシーを感じます。
今回は14-150mm IIレンズキットお借りしました。
35mm換算で28-300mm相当の画角を持ついわゆる高倍率ズームレンズにあたります。
E-M5 MarkIIとの組み合わせでは非常にコンパクトかつ軽量です。
街中に出歩くついでに持ち出してふらりと撮ってみました。
一日外出していましたが、やはりこのサイズとシステムの軽さは非常に助かります。
今回は試せませんでしたが、イメージセンサーシフトの技術を応用したハイレゾショットも非常に魅力的です。
解像度が欲しい風景写真や工場夜景など、ここぞという時に活躍すること間違いなしです。
コンパクトとクラシックな佇まいはそのままに新機能を盛り込んだオールラウンダーなカメラでした。