Canonのエントリークラス一眼レフ「EOS KISS X7i」の後継「EOS KISS X8i」と同時に登場した「EOS 8000D」
カメラとしての基本性能はKISS X8iと同等ですが、より上級機に近い内容となっています。
イメージセンサーは新開発の約2420万画素APS-CサイズCMOSセンサーに、画像処理エンジンも、「DIGIC5」から「DIGIC6」にと一新されています。遂にエントリークラス一眼レフも2000万画素オーバーの時代になりました。
AFもオールクロス9点から中級機にも採用されている「オールクロス19点AFセンサー」と「AIサーボAF II」の採用でより動体の撮影に強くなりました。また新EOSシーン解析システムに貢献する「7560画素RGB+IR測光センサー」も搭載されたことでシーン判別とAF精度が向上。手前に被写体があっても人物に優先的にピントを合わせてくれるので非常にありがたいです。
同時発売のEOS KISS X8iとはほぼ同じスペックなのですが、外観上EOS8000Dはボディ上部に設置された表示パネルとサブ電子ダイヤルがあり、カメラの設定を一目で確認してダイレクトに設定を変更するという中級機の操作系が可能になっています。
またEOS8000Dには電子水準器が内蔵されていてファインダー・背面液晶に表示が可能となっています。
リーズナブルなパンケーキレンズ「EF-S24mm F2.8 STM」も取り回しが良く街中スナップにぴったりです。
露出補正もサブ電子ダイアルでダイレクトに決まります。
EOS8000DとEOSKISSX8iのどちらを選ぶか悩んだら、より上級機種に近い操作性と電子水準器の有無。この2点がポイントになります。
両機とも中身は中級機ほどの性能があるので、初めて一眼レフを使われる方でも失敗が少なくいい写真が撮れるカメラです。