Canonの“PowerShot G3 X”は、1.0型の大型センサーと35mmフィルム換算で24-600mm相当の光学25倍ズームレンズを搭載しながらも、持ち歩きやすいサイズを実現したコンパクトカメラです。
大型センサーによる美しいボケ味を実現し、一台で広角から望遠までの幅広い領域での撮影を可能にします。
またPowerShotシリーズとしては、初の防塵防滴仕様となるので屋外の撮影にも気軽に持ち出しやすいです。
今回お借りしたカメラを連れて、滋賀県の醒ヶ井まで遊びに行ってきました。
少し紅葉には早かったですが、ワイド端寄りのサンプルになります。
今回は使用しませんでしたが、オプションの「レンズフード LH-DC100 フィルターアダプター FA-DC67B」を使用すれば67mm口径フィルターの装着が可能になります。
PLフィルターやクロスフィルターなどのフィルターワークで効果をプラスしてみるのも楽しそうですね。
変わってこちらは手持ちでテレ端ほぼ600mm相当の画角で撮影した月です。
望遠側の撮影はオプションの「EVF-DC1」を使用したほうが撮影時の手ぶれも減らせてよいかと思います。
広角から超望遠まで1台でこなせる1インチセンサー搭載機は他にパナソニックFZ1000やソニーのRX10がありますが、本機はあえてネオ一眼スタイルを採用せず、このクラスとしてはコンパクトなパッケージングに魅力を感じました。
豊富なオプションで撮影スタイルに合わせてカスタマイズしていけるところもグッドです。
一眼のサブカメラにするだけではなく、荷物が限られるシーンでの積極的な活用を是非ご提案したい頼もしいカメラです!