キヤノン初のフルサイズセンサーミラーレス「EOS R」のご紹介です。
新マウントの「RFマウント」を採用してフランジバックは20mm。
約3,030万画素のフルサイズCMOSセンサーとDIGIC8の採用により高画質でありながら好感度・高速性能も両立させています。
DIGIC8の採用によって、動作が遅くなるため常用は難しかったデジタルレンズオプティマイザを常に使うことができるようになりました。連写や連続撮影枚数にまったく影響なしにレンズの補正を行ってくれるのでとてもありがたいです。
新たに設けられたコントロールリングとマルチファンクションバーはカスタマイズによって使い勝手が大きく変わります。自分なりの設定にして馴染むまでいじり甲斐がありそうですね。
「EOS R」と「RF24-105mm F4 L IS USM」の組み合わせでお借りできたので短い時間でしたが撮影してきました。AF低輝度合焦限界EV-6の実力はすごいですね。暗がり中でスパスパピントが合っていくのは気持ちいいです。
かなり寄ってライブビューでの撮影でしたが手ブレなし。
デュアルセンシングISのおかげです。
新製品だけあってさすがに機能盛りだくさんで、その中でも特に喜ばしいのは「瞳オートフォーカス」の搭載です。といいつつ瞳のあるものを撮っていないのですがポートレート撮影では威力を発揮するでしょう。
使用したレンズ「RF24-105mm F4 L IS USM」はナノUSMを搭載しておりAFは静かで速いです。とにかく静かで速いです。写りもヌケが良くスカッとキレのいい写真が撮れるので満足度も高いです。最大5段の強力な手ブレ補正も高画質の源ですね。カメラとレンズに任せて安心して撮影できました。
今後ショートフランジバックを活かした高性能なRFマウントのレンズがどんどん発売されていくと思いますが、それまでは「マウントアダプター EF-EOS R」でEFレンズを使いながら待ちましょう。
新機能がめいっぱい盛り込まれていますが何しろ使いやすいカメラでした。高画質のための性能を凄いと感じさせないところが凄いなぁと改めて思いました。
レフ機と比較するとバッテリーの減りは早いので予備バッテリーは必須ですね。バッテリーグリップBG-E22は縦位置撮影時の操作性もさることながら電池を2個装填可能で、さらに付属のUSB電源アダプターを使用して2つのバッテリーを充電することも出来る優れものですのでおススメです。